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抗えない世の中の流れ [超個人的感想]

新学期に入って初めての定期テストが終わった。

知らなかったが、今どきの中学校では、定期テストが廃止されている学校もあるとかないとか。そんな時代なのだなと思った。たまたま近くの学校がそうなだけかもしれないが。

さて、表題の通りである。数学の問題はけっこうできるできないの差が大きくなることが多いので、得点調整に気を配らなければならない。おかげさまでずいぶん多くなってしまった。競争がなくなって久しい少子化世代の生徒たちにしてみれば、あまり競争という概念が通用しなくなってきているのだろうなと思う。そもそも競争するという考え方が緩くなってしまっている。

それでも、「人はたくさんいてもらわないと困る」という考え方から、進学先の方がたくさん来て、たくさん生徒を送ってくださいと言われる。高卒の就職についても同様である。その先の彼らの成長ぶりのすべてを確認することはできないが、そういう競争がない人たちでも必要とされ、お願いされ、社会に貢献していかなければ成り立たない世界ということになるのだろうか。

競争がない社会という意味において、最初に実感することになるのは幼稚園、次が小学校、次が中学校・・・ということになっていくのだろう。一方で競争が激化していく流れもあるのだとは思うが、圧倒的に社会の課題となっていくのは、競争がない方の話だと思う。

世代的に受験戦争という世代のど真ん中に位置していた私からすると、あまりピンとこない世界だからこのようなことになってしまったのかもしれないという反省を持ちつつ、赤点をとってしまったことに一喜一憂する生徒が大半、かといって困っている様子があまり感じられない一部の生徒を見ながら、この社会が少し心配になる。

日本の人口は減っている。減っていても日本という国を維持するためには、今いる生徒を育てなければならない。そのことと正面から向き合わなければならない今の学校教員の方々、そして卒業したらそれを迎えて社会の一員として通用する人材に整えなければならない方々。1人が努力してもどうにもならないような大きな潮流の中に私たちは生きているのだ。
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