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人事情報、校内を駆け巡る? [勤務校関連]

学校で終業式があって、先生が辞めることが発表された。最近の公立の場合だと、終業式後だったりすることもあるので、新学期になるといなくなっていることが多いという話を聞いた。別れの話もできないのかと思うと、少しさみしい話ではある。

「LINEで噂が回っている」とか、「事前にツイッターで流れている」という話もあったようだが、それも本当の話なんだか、なんなんだか、まったくの謎である。面倒くさい時代になったものである。生徒の中では先生に噂の裏付けを取ろうと躍起になっているものもいる。「○○先生が言っていたのだが本当なのか」などの情報は、まことしやかに話されるものだが、そもそも○○先生はいっていないが俗に言う「カマをかける」ということなので注意したい。以前、勤務校が某視聴率が常に20%超えをする人気番組から制作協力のオファーが来た際に、そのカマかけに見事にだまされた教員がいて、かん口令が破られ、見事に近所の中学生が学校をサボって現地に殺到するという大ミスをしてしまったことがあった。そのとき、生徒が使った手法がこの手であった。教員であるもの、このような手法に注意したいものである。

さて、先生の去就に関して言えば、言ってしまうと申し訳ないが、そこまで頭が回らない子たちは、カマをかけて話を聞き出そうとするレベルだが、一定程度上の生徒になると、「そんなことを聞けないから黙っておこうと考える」と信じたい。それがこの手の話の紳士協定である気がしている。発表がある学校であれば、発表されること自体が当たり前ではなく、そうされない学校もあるということを念頭に置いてそっとしてあげるのが優しさのようである。

さて、大学の中では、最終講義と称してこれまでのまとめを語るチャンスがある、しかも語る時間は1時間以上もある。多くの場合には、定年退職のケースだろうが、学校の場合には、語りたいことがあっても、数分間しか語ることはできない。

特に私学の場合にも、辞める場合には、そういう場面を作るためにも、辞めることが少し早めに伝わってもいい気もしている。生徒に伝えたいことを早めに伝えること自体、それほど悪いことなのかどうか。少し疑問がある。辞めるケースにもさまざまあるので、一概には言えないが、特に歴史がある私学の場合、屋台骨を支えてくれた先生方には、特別な思いがある場合も多いに違いない。そのようなことを伝えるチャンスを是非とも、作ってもらえないだろうか、と感じた。

私が中学校卒業した担任が、そういえば、卒業式の日には転勤だと話してくれていなくて、後日、引っ越しの手伝いに来てくれと言われたときに転勤するとはじめてわかったのもそういうことだったんだな。大人になるとわかることも多いものである。

残念ながら、大人であろうはずがない生徒たちは惜別の涙を流したが、大人になったらそのときの先生の気持ちがなんとなくわかるようになることを信じたいと思う。生徒たちにもいろいろあるだろうが、大人にも言えない気持ちは本当にたくさんあることを知っている。たぶん、生徒には語らないだろう理由の話も私は聞いたが、仕方ないのかな、と納得せざるを得なかった話もあった。
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