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「予備校の先生がセンター試験を解く」という問題集 [大学受験数学]

貯金をもちろん下ろし、お金が無事復活した。

久々に大型書店に出かけ、数学の問題集を見に行った。予備校の先生が解いたという問題集があった。

自分の解き方しか見ていない人にとってはひとつの参考になるかもしれないと思ったので紹介と、センター試験の解き方のアドバイスをしてみよう。

改めて言うまでもないが、センター試験は解答を書く必要はない。氏の解答は大変丁寧であるが、氏の書いたほどに丁寧に書く必要はもちろんない。ましてやそこまで美しく書く必要もない。かといって、センター試験の丁寧はいい加減に書くと、時間が余ったあとに確認する作業が厄介である。本番であれば、どの答えを書いたかをメモしていないのは致命的である。バランスの問題だ。

また、ここでの解答というのはひとつの形であって、こうしなければ解答が出ないというわけではない。ただ、ひとつの解答の流れとして見ておくことの必要性と、誘導的な流れについていくためには、どのような解答の形がきたとしても流れの意図を把握するためには、多様な解答を学ぶ必要性があるということのひとつとして多くの解答がある問題集を持っておくことは大切なことである。カリキュラムが後半になれば、必ずフェイントが来る。そのフェイントに対応するためにも、多様な解答を理解しておく必要がある。

なお、予備校の先生は、とっておきの授業というのは、ライブでないとしてくれないということも付け加えておく。隠し味を多くの場所で披露すると、その先生の味が大衆化されてしまい、その人の職がなくなることになりかねない。この手の問題集はスタンダードな解答が多い。隠し味はお金をたくさん払った人だけの特権だと思ったほうがいい。どこの業界でもそうだ。人々は隠し味を作ろうと必死になっている。

センター試験の問題集については、誘導がついているわけだから、誰が書いても似たものになるとは思うけれども・・・。なお、いくつかの他の科目も同様のシリーズがあるので参考にしてほしい。

センター試験過去問 岡本寛はこう解く!数学IAIIB (旺文社センター試験はこう解く!)
(2013年1月5日加筆)

残念ながら、この問題集は現在なくなってしまいましたね。ちょっと残念です。

関係ないですが、数学の問題は著作権上、収録することに問題はありませんが、他の科目(特に国語)あたりでは問題があるので、全部の科目のラインナップがそろわないのも辛いところです。
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コメント 5

留数

 ちゃんと中身を見たわけではないですが,出版する以上,実際の「こう解く」よりは丁寧になっているのでしょうね。穴埋めの特性から分かってしまうこと,いわゆる「裏技」の類は(事情があるのでしょうが)正面切って載せられないでしょうから。
 そういったことは,実際に取り組む直前の時期になって,目についたものをいくらか指摘するぐらいが妥当なのでしょう。こういう方面に長けている・好む指導者もいるようですが,そういうことを最初から前面に出すのは,あまりよろしくない。
by 留数 (2011-07-18 17:16) 

bashy0322

でも、そういう方面の指導に限って、みんなは知りたいのでしょうねえ。予備校の先生も人気がないと困るから小出しに技を披露するのだろうか・・・。

・・・そういう講師ばかりではないだろうけどね。当然。
by bashy0322 (2011-07-18 20:25) 

shira

 自分の手の内をバラすことは、競争原理が支配している現場(予備校や一部の学校現場)では自分の相対的優位を害しますから、そう簡単にはできないということはあるんでしょう。
 ただ、本当に有用な方法論なら、限られた人間だけが実践するのではなく、なるべく多くの人が共有した方が全体には利するはずです。
 教員にはあまり目先の競争をさせないほうがいいと私は思います。自分が相対的に有利であっても、学校全体や国全体にとって不利益になっては本末転倒です。 
 私は教育は公共財だと思っているので、方法論はジャンジャン公開してみんなで共有すればいいという意見です。
 ところで、私が見学させてもらった予備校の有名講師さんはどなたも非常に準備が丁寧で説明がよく練られていました。しかし、細かい工夫はたくさんありましたが、大ワザはほとんどなかったです。
by shira (2011-07-18 21:06) 

北海道大好き人間

ご訪問&nice! 有難うございました。

特に理系の科目ではこういう「裏技」は顕著なのでしょうか。
この夏も、各予備校の講師がこれを伝授することでしょう。

by 北海道大好き人間 (2011-07-19 21:34) 

bashy0322

予備校の先生は練られた授業をなさるわけですが、なぜ学校もあるのに予備校に行くのか・・・特に首都圏では、予備校があることが前提になって学校が存在している感じになっていますよね。実力がある先生もたくさんいるはずなのに、予備校に行くのはなぜなのだろう?

地方に行けば、予備校があってもマイナーなので、学校の存在意義が大きくなりますね。予備校の先生にあって学校の教員にあるものとは何なのか・・・そこらへんが、予備校の生命線になっているのでしょうね。

要は練られた授業をする余裕が学校社会にないということなのか・・・。最近良く考えさせられます。
by bashy0322 (2011-07-19 21:37) 

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